2005-03-31 第162回国会 参議院 総務委員会 第10号
さらに、これは日本国内だけでなく、先日実はABU、アジア放送連合の仲間たちを、NHKに集まってもらいまして、この日本国の災害に対する取組、これは政府レベルでございますが、そういうものに連動して、放送機関として、特に公共放送機関としてどのような役割を果たすべきかということを、NHKのノウハウあるいはいろいろな放送にかかわるメカニズム、そういうところをお互いに知っていただくようなセミナーといいますか、これを
さらに、これは日本国内だけでなく、先日実はABU、アジア放送連合の仲間たちを、NHKに集まってもらいまして、この日本国の災害に対する取組、これは政府レベルでございますが、そういうものに連動して、放送機関として、特に公共放送機関としてどのような役割を果たすべきかということを、NHKのノウハウあるいはいろいろな放送にかかわるメカニズム、そういうところをお互いに知っていただくようなセミナーといいますか、これを
私、今、ABU、アジア・太平洋放送連合、これはアジア・太平洋、それから中近東含めた世界、アジア・太平洋、中近東合わせて五十か国、今、百の放送機関が加盟しておりますが、それの会長を仰せ付かっております。もう四十年の歴史を持っております。
それから、アジア・太平洋放送連合、ABUと申します。今、アジア太平洋、中近東の五十の国の百の放送機関が加盟しております。これも、もう間もなく四十年たつアジア太平洋の放送の連合体でありますけれども、その会長を私が仰せつかっております。そのABUの組織をまとめ、そしてアジアの放送文化の向上に貢献しているということ。
アジア・太平洋放送連合という、ABUという組織があると。これもNHKが呼び掛けて一九六四年に設立されたと。それがどんどんこの加盟放送局も増えて五十か国、百一放送局ですか、百一機関ですかというのは聞いております。
○参考人(海老沢勝二君) このABU、アジア・太平洋放送連合、今年三十九回目の年次総会を東京で開きました。私ども、この四十年近い歴史の中で、このアジアの多様性、それぞれの異なった文化、価値観を持っておるわけであります。
私、アジア・太平洋放送連合の、今、会長を仰せつかっておりますけれども、このABU、アジア・太平洋放送連合の中でも、このオリンピックなりワールドカップサッカーの放送権料の高騰問題がいつの総会でも大きな議題として取り上げられております。それほど各国にとって一大スポーツイベントはこの権料の高騰によって非常に経営が苦しくなる、あるいは放送できないというような悩みが訴えられております。
といいますのは、これまでは世界の放送機関の連合が放送連合として放送権を獲得していたわけでありますけれども、今度は、いわゆる競争時代に入って、スポーツのエージェントといいますか、マネジメントの会社が落札したということで、いわゆるオリンピックと同じように商業主義の方向へ踏み出してきたということであります。
御承知のように、日本はこれまでNHKが独占的に放送連合の一員として放送してまいりました。今度の二〇〇二年は日韓共同主催ということで非常に民放各社も放送したいという意向がありましたので、オリンピックと同じようにジャパン・プールといいますか、ジャパン・コンソーシアムということで、NHKと民放五社、合わせて六者でそういうコンソーシアムをつくりました。窓口を日本は一本化して交渉に当たろうと。
そんな折、先般のABU、アジア・太平洋放送連合総会におきましてワールドカップの放送権料問題が議論を呼んだと、このように伺っております。 国際サッカー連盟から権利を落札したヨーロッパのメディアグループが、これまでにない高い値段、一大会当たり約三百億円という法外な値段を各国の放送機関に提示しているということでありまして、ABU加盟のアジア各国はほとんどが契約できない状況でありました。
それから、NHKの対応でございますが、先ほど先生も御指摘ございましたが、実は今、NHKの海老沢会長はABU、アジア放送連合の会長でございます。そういう意味でも、我が国のデジタル放送の導入についての先導的役割というのは非常に期待されているところでございますので、ぜひその期待にこたえるよう努力してまいりたいと存じております。
私どもは、衛星放送で冬のオリンピックあるいはワールドサッカーを放送したわけでありますけれども、ワールドサッカーは御承知のように、これまで五つの大陸の放送連合が一括して購入したものでございます。二十年前からNHKだけが日本では放送する、当時はそれほど世間には関心がなかったスポーツであります。
私、ことしの一月からアジア・太平洋放送連合、ABUの会長に就任し、これからますますアジア関係の放送機関とはいろんな面で提携関係を強化していきたいと思っているところであります。
そういう面で、私どもは、アジア・太平洋放送連合という四十九カ国、百の放送機関が加わった放送連合というのがありますけれども、この中でも国境を越えるテレビに当たっては一つのガイドラインをつくって、アジアはそれぞれの多様な文化と歴史と宗教を持っている国でありますから、そういう面で、主権を侵さないようにという大枠のガイドラインをつくっております。
これにつきましては、私どもはこれまで世界の五つの放送連合が放送権利を取得し、そしてサッカーを全世界に安い料金でテレビを見てもらい、それによってサッカーが普及するということで、我々は放送連合として、リーズナブルといいますか、非常に安い値段で放送できたわけであります。ところが、三年前にこれが競争入札になって、そしてオリンピックのように非常に高い値段になったということであります。
ヨーロッパ各国も、EUを中心にあるいはEBUというヨーロッパ放送連合も中心に、それぞれ各国でそういう法律をつくる準備をしているということも聞いております。 いずれにしても、こういう高騰する放送権料ではどこの放送機関も賄い切れないというのが実態でありますので、今後とも我々は各放送連合ともいろいろ情報を交換しながら、この放送権料についてはいろいろな意見を申し述べていきたいと思っております。
もう一つ、これはおもしろかったのは、Vチップにも関連するんですけれども、ヨーロッパ放送連合、EBU、これがこの問題をずっと取り上げて、最後にVチップの問題について大事な結論を出しているんですね。国境を越えたヨーロッパ各国だから、それぞれVチップをやろうとしても分類が大変だというんです。そういう技術的問題の難しさも指摘すると同時に、Vチップは完全な解決策ではなく、補助的手段にとどまる。
これまでは、御承知のように六つの大陸の放送連合が共同で放送権を取得しておりました。そういうために非常に安くやっておりました。今度のフランス大会は、六百六十万スイス・フラン、日本円にして五億四千万ということで契約したわけでありますけれども、次の二〇〇二年は、今先生御指摘のように千百二十億円という、これをどういうふうに民間業者が我々に言ってくるかまだわかりません。
○海老沢参考人 御承知のように、ワールドカップサッカーの放送権利は、ABU、アジア・太平洋放送連合とか、EBU、ヨーロッパ放送連合、いわゆる世界の五つの放送連合が一括してこれまで契約しておりました。私どももABUの正会員でありますので、これまでずっと日本ではNHKが単独で放送権利を取得しておりました。
川口会長も、四月二十六日ですか、世界放送連合の会議の中で、「聴力障害者のための文字放送、手話放送も「何かの時はNHK」という視聴者の厚い信頼にこたえた。しかし、今回の災害放送で初めて学んだこと、今後検討が必要なことも多くある。」と話されておると思います。
これは当時のNHKの前田会長とそれからアジアの首脳陣が集まって、アジアの中にお互いに横に組んだ放送連合体をつくろうということで始まったというふうに伺っております。
けれども、ABUが、アジア・太平洋放送連合の年数が既に三十年経過して、ことしは三十一回京都会議だったと思いますけれども、その三十年間の成果あるいは反省の中で、ABUの会議で諸外国から日本に対しての要望というものはあったのかなかったのか。
それから一方ではBBC、あるいはヨーロッパのEBUという放送連合がありますけれども、その首脳の方々とも話し合いまして、NHKが島さんのときに立てました、いわゆるGNN構想というのはその考え方を基本的に変えます、つまり企業でもってそういうネットワークをつくる、会社をつくって、そして大いに世界的なネットワークをつくって事業を開始するということはやめます。
また中国のCCTV、それからアジア全体としてはABUというアジア放送連合に所属している各放送局ともいろいろな素材交換をいたしております。
それで、一九八三年の七月からOIRTという、これはソ連、東欧圏の放送連合でございますけれども、このOIRTの準会員——会員にはなれないんです。準会員として加盟しております。 そういう結果、随時東欧のニュースとか番組の交換素材をインタービジョンで入手をしております。それで、六十一年の二月からOIRTの合意が成立いたしましたので、NHKが選択したニュース項目を定期的に入手するということができます。
○参考人(川口幹夫君) 昭和五十八年の十月でございます、ニュージーランドのオークランドというところでアジア放送連合、ABUの総会がございましたが、そこでABUの加盟各国が相互理解を促進するということで映像ニュースの交換、これをやろうということを決定いたしました。アジアビジョンというのはこれを受けましてNHKがコーディネーションをやります。
そういった中で、先ほどから言っておりますように、私ども、今後はNHKと民放が一緒になって、日本が一体になってジャパン・プールを構成して、できるだけ競争をしないで安く権料をとろうということを考えておりますけれども、さらにこういった問題は、今御指摘のように、今後ともますます権料の高騰というものが予想されますので、現在私どもとしましては、ABUその他各地域の放送連合がございますので、そういった中で、一国だけではなくて